5月10日(土)・11日(日)「古町どんどん」にてPR活動をします!!

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10時〜17時。場所は古町モール6番町です。「シールアンケート」やパネルに掲示をしながら県民投票や柏崎刈羽原発の問題に意思表示することの意義をアピールします☆
◎5月11日(日) 18時 
『デモクラティック居酒屋』を催します!! *居酒屋で語らう企画です
そもそも現在の議会制に”民主主義”は在るのか…? 条例案の否決を経て、改めて感じた疑問についてフリーアナウンサーの遠藤麻理さんと一緒に、来場者とのクロストーク形式で、越智敏夫先生(政治学者・新潟国際情報大学教授)に伺います。

会場 居酒屋「かくれんぼ」(Tel. 025-226-6262)
新潟市中央区 古町通5番町607-1

*会場の都合で、当日先着15名様のみ入店可です。
*参加費1500円 別途お飲み物を各自ご注文ください。
*IWJ新潟チャンネルにてweb中継されます。

◎他にもいろいろ計画中 (詳細が決まり次第お報せします☆)
♣『福島 六ケ所 未来からの伝言』リレー上映会
♣ 福島から避難して来られた方にお話しを聞く会
♣「巻原発」建設に係る住民投票のお話しを聞く会 …etc.

お問い合わせは「みんなで決める会」事務局へ
kenmintouhyou◎gmail.com (*◎→@にして送信ください)

台湾で原発建設の中止をめぐり「住民投票」

日本では、原発について住民投票を「する」or「しない」の議論をしてるけど、例えば台湾では原発について住民投票する前提で、「いつするか」「住民投票成立の為の投票率をどうするか」が議論されています。

ちなみに、旧巻町で実施された住民投票は「建設される前の原発」、否決された「原発」新潟県民投票は「既に建設されている原発」、台湾での住民投票は「建設途中で完成間近の原発」についてそれぞれ争点となっています。

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[朝日新聞 記事]
『台湾第四原発、工事停止へ 住民投票終了まで』
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 台湾の馬英九(マーインチウ)総統は27日、建設停止を求める動きが強まっている第四原発について、安全検査を行って住民投票で稼働の是非を決めるまで、工事をとめる方針を決めた。だが、投票時期や成立のハードルをめぐっては政権と反対派の間で意見の違いが残っている。

 第四原発をめぐっては、著名な民主活動家の林義雄・元民進党主席が建設停止を求めて22日から断食に入り、改めて関心が高まっていた。27日には、建設停止を求める数万人が台北駅前の幹線道路に座り込んで交通をマヒさせ、政権は対応に追われていた。

 馬政権は第四原発を稼働させなければ電力不足に陥るとし、原発を完工させて住民投票にかけるとしていた。だが、この日の与党・国民党の会議で、同原発1号機の安全検査だけを進め、その上で住民投票をすることを決め、一定の譲歩を見せた。ただ、台湾電力によると、1号機は工事を基本的に終え、安全検査の一環として試運転中。2号機は工程の約96%を終えた段階だが、反対派には「現状を追認しただけ」との受け止めもある。

 台湾メディアによると、この方針を受け、江宜樺(チアンイーホワ)・行政院長(首相)が林氏が断食に入っている教会を訪問。断食を取りやめるようメッセージを伝えた。

 一方、最大野党・民進党や反対派の多くは、「安全検査は信頼できない」とし、即時に住民投票を行うべきだと訴えている。住民投票の成立には、有権者の過半数の投票とその過半数の賛成が必要。民進党などはこのハードルが高すぎるとして、必要な投票率の引き下げも求めている。

 馬政権はこうした点では譲る構えを見せていないが、与党・国民党の立法委員(国会議員)や有力者の間からも建設停止や、住民投票のハードル引き下げを求める声が出始めている。今年11月には主要市長選を含めた統一地方選、16年には総統選が控えており、住民投票は総統選後まで先送りされるとの見方も出ている。(台北=鵜飼啓 2014年4月28日01時19分)

柏崎市長が規制庁を訪問しました

「集団的自衛権の行使」と「柏崎刈羽原発」

数十年という歳月の重みを、私たちは想像することができるだろうか―

【あす夜】NHKスペシャル シリーズ 廃炉への道
第1回「放射能“封じ込め”果てしなき闘い」
[総合]4月20日(日) 午後9:00~午後10:15
史上最悪規模の事故を起こした東京電力福島第一原子力発電所。
溶け落ちた核燃料を取り出し、処分する「廃炉」が始まろうとしている。
40年ともいわれる長い時間をかけて、3つの原子炉を「廃炉」する人類史上例を見ない試みはどのような経過をたどるのか。
大型シリーズ「廃炉への道」では、原発のみならず、「廃炉」の行方を固ずをのんで見守る福島の人びとなど、放射能との長きにわたる闘いを、長期に渡り多角的に記録していく。
【出演】小宮有紗
【語り】西島秀俊
NHKスペシャル シリーズ「廃炉への道」
第1回「放射能“封じ込め” 果てしなき闘い」
[総合]4月20日(日) 午後9:00~午後10:15
第2回「廃炉作業 誰が担うのか」(仮) 番組詳細
[総合]4月25日(金) 午後10:00~午後10:49
『NHKスペシャル』
http://nhk.jp/special

   

新潟県でもタウンミーティングの予定

原発立地地域住民の「防災」意識

4月9日に『東京電力柏崎刈羽原発の透明性を確保する地域の会』の『第130回 定例会』がありました。
「地域の会」の委員は地元住民ですが、どの委員さんも原発について知識を身につけそれぞれの視点で疑問に思ったことや意見などを発言します。
今回の主要なテーマは「防災」。立地自治体に暮らす住民同士、推進派も反対派も「防災」に関して意見に相違はないと実感しました。*下記は発言の内容の概略です。

<印象的だった質問>
Q 県は「技術的なことは技術委員会で…」と言いながら、フィルターベント(FB)の性能と避難計画の事故想定時間を、知事の”鶴のひとこえで”25時間,18時間→6時間に変更して提案した。県の意思決定の仕方に問題は無いのか?
また、東電が想定する25時間、18時間の根拠はなにか?
A (県:原子力安全対策課 井内さん)
県の技術委員会の時点で、より厳しい想定を検討するものとしていた。
A(柏崎刈羽原発所長 横村さん)
電源喪失後、予備電源の設備が使える場合は、なんとか頑張って注水すれば、FB使用まで25時間。予備電源の設備が使えない場合、FB使用まで18時間という想定。
事故が起こらないという想定をせず、より厳しい状況を想定している。

Q もっと厳しい状況だってあり得る。即時避難区域(PAZ)の2万人の住民を本当に逃がす気はあるのでしょうか? もしその意志があるのなら、県や市や村はそれぞれどのような対策をとろうとしているのか教えてほしい。稼働していなくても事故はいつでも起こりうる中で、福島原発の事故から3年経ってもまだ柏崎刈羽の住民を守る対策が出来ていない。立地自治体の住民を蔑ろにしているのではないか…? 早急に対策をすすめてほしい。
A(敢えて、県市村に回答を求めず、新野会長からのコメント)
オブザーバーの皆さんは相応の肩書のある方ばかりで発言は重いものになります。この場ですぐに答えられる内容ではないでしょうし、地域の会のみなさんのお顔を拝見するに…なんとも”にやにや”といいますか…みなさんお分かりのことといいますか…。今の質問を承けて、ご出席のオブザーバーのみなさんには、各担当部署へ持ち帰っていただいて、「地元の声」としてしっかり上に伝え、今後の対応につなげるようお願いします。

Q FBは結局、原子炉を”爆発させないため”に「住民のみなさんにはちょっとだけ被ばくしてもらいますよー」という設備。納得がいかない。規制庁の説明によれば、FBそのものが必須の設備なのではなく、必須なのは「原子炉の爆発を回避するための設備」であるとのこと。その対策例が、一例しか(=FBしか)提示されていないのはおかしいのではないか? 各電力会社は、FB設備さえ取り付ければよいと思ってしまっているのでは?? FB以外にも、住民を被ばくから守る対策や設備が規制委や規制庁から提示されるべきではないのか?
A(原子力規制庁 柏崎刈羽原子力規制事務所 所長 内藤さん、原子力防災専門官 山崎さん)
コレとコレとコレというふうな具体的な設備をここで挙げることはできないが、諸外国には、FB以外の設備をつけている原子力発電施設がある。(*どんな設備なのかは言及されませんでした) また、FB設備については、各社(←FBメーカーなのか電力会社なのかは不明)で性能に差があるようだとも聞いている。

Q県が方針を示さないから市村が対策が立てられないという意見をよく聞くが、長岡や小千谷は現にやっているわけで、柏崎市も避難訓練を実施できるのではないか?
A(柏崎市の担当者)
現実に避難するとなった場合に避難が難しいとされる、要支援者や要介護者について、データで把握するのではなく、実情を調査したい。

<印象的だった意見>
●即時避難区域(PAZ)は5キロ圏内だが、自分の家は原発から6キロの場所にあり、とても複雑な気持ちがする。誰でも直ぐに逃げたい気持ちなのに、それをこらえて「屋内退避」するということは今の状況では難しいのではないか。市民に「屋内退避」について十分に認識を広める必要があると思う。
●課題は、やってみないと分からない。課題を見つけるために何度でも訓練をしたらいい。
●即時避難区域(PAZ)の2万人の市民が避難するなんて出来ないんじゃないかって、薄々みんな思っているのでは…? 原子力災害時の避難について「これは出来ない」という事については、率直に市民に情報を公開してほしい。市が出来ないって言えば、市民は自分たちでなんとかしようって動くことができる。
●規制庁が、原子力防災計画に、事故後の補償などの対策を含まないのはおかしい。
●福島の原発事故の被災者を見ていて思うことは、わずかな賠償額では生活再建が出来ないということ。避難計画や防災計画だけでなく、原発事故の補償制度をもっと変えてもらわないと、住民は安心などできない。原発推進派の自分ですらそう思う。

*地域の会の詳細
http://www.tiikinokai.jp/area/index.html

「柏崎刈羽原発見学」のススメ

公募はできませんが、「みんなで決める会」として柏崎刈羽原発の見学は今後も企画&実行して「報告」をしたり、こんなふうに「おすすめ」したいと思います(^_^)
東京電力の柏崎刈羽原発。”東電”と一言でいっても、柏崎刈羽原発で働くひとたちは地元のひとも多くて、トラブル隠しや3.11の福島第一原発の事故などがある度、現場の人たちは、地元の人たちとの信頼回復と原発の安全管理に取り組んでいます。もし原発で事故があれば真っ先に被曝するのは、原発で働いている方たちなんですよね…。報道で知る”東電”ではなかなか見えてこないそのひとたちのことを、直接、自分の目で見て知るということも、とっても大事なことだと思うのです。

◯柏崎刈羽原発の見学
・TEPCOサービスホール見学
→見学スタイルはオープン
・原発敷地内見学
→参加者の公募はNG
事前(2週間前)に見学者名簿の提出が必要です。
一旦、名簿を添えて申し込みをした後、見学
可能かどうか返答があるそうです。

◯ご参考まで(サービスホール見学の様子です)

東京電力サービスホール。ゆるキャラの上の窓部分に「地上15メートル」と書かれてあります。これがいわゆる防潮堤の高さ。ただし、原発施設の実際の防潮堤の構造的としての高さは1〜4号機のエリアは12m、5〜7号機のエリアは3mです。(*地盤の高さを考慮してある為)

柏崎刈羽原発見学ツアー」中止のお知らせです

4月21日に予定しておりました企画を中止致します。

今回の企画では原発の施設内への見学も含まれていたために、「柏崎刈羽原発」の見学会に行くメンバーをFBとHPにて「募集」したことは「核セキュリティー」上の規定に反するとのことです。
確認が不十分だったことで、お骨折りくださいました志田先生を始め、ご迷惑をお掛けいたしましたことをお詫び申し上げます。

オススメ映画情報・・・『渡されたバトン』上映会

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