「みんなで決める会」のこと
「みんなで決める会」は、正式名称を『みんなで決める会「原発」新潟県民投票を成功させよう!』
といいます。2011年3月の福島第一原子力発電所の事故を機に、新潟県にある柏崎刈羽原発について「わたしたちの いのちのこと、みらいのこと、県民みんなで決めたい」という人たちがつながり、誕生しました。
2012年4月より原発新潟県民投票の実現をめざして活動を開始し、2012年6月23日から住民が
直接、県民投票条例の制定を県に求めるために必要な数の署名を集める活動を展開しました。
3,787人の受任者のみなさんが、7万2,027人の方々から署名を集めてくださり、選挙管理委員会
の審査の結果、直接請求に必要な法定数3万9,136筆を大きく上回る6万8,353筆が有効署名と認められました。2012年12月25日、みなさまが集めてくださった署名簿を添え、新潟県に県民投票条例の制定を求める直接請求を果たしました。
残念ながら、2013年1月の新潟県議会で「直接請求」は否決されました。しかし「みんなで決める会」は、直接請求の署名活動を通じて県民から預かった「柏崎刈羽原発のことは県民の意志を尊重して決めて欲しい!!」という熱い声を重く受けとめ、さらに活動を展開することを決めました。
柏崎刈羽原発が過酷事故に陥れば、実際にわたしたち県民の生命と暮らしに万遍なく関わる重大な問題となります。わたしたちは、「原発は国策」と国任せにしてきた柏崎刈羽原発の問題について、県民の問題として向き合うこと、そして、県民投票について理解を広め、より多くの県民に参加して貰うことが大切と考え、次なる歩みを進めています。
- 目的
この会は、わたしたち県民が、ひとりひとりそれぞれの立場から、新潟県の未来に対して責任ある判断を示すために、柏崎刈羽原発に係る諸問題について、自分たちの事として向き合い、「公平・公正・公式」な民意表明(「原発新潟県民投票」)を実現するための会です。 - 活動の方針
「信頼」と「対話」と「協働」の県民投票をめざします。
柏崎刈羽原発をめぐって、県民と県(知事・行政・議会) が「よりよい新潟県を県民みんなでつくる」というビジョンを共有し、県民同士、互いの様々な立場を理解し、「原発新潟県民投票」によって地域、コミュニティ、個々の人間関係において軋轢や分断を招くことのないよう、「人権」を尊重し(*)、対話を重ねるプロセスを大切にします。 - 活動内容
柏崎刈羽原発の問題および県民投票についての理解を深め広めるため、様々な角度から学び、考え、話し合う機会を積極的に設けていきます。
直接請求活動を踏まえ、国や県へ柏崎刈羽原発の稼働について県民の民意を尊重するよう働きかけをします。 - 会への参加
この会の目的に賛同する方ならどなたでも。
多くの方の主体的な参加を歓迎します。 - 運営
- 会の意思決定
会の活動や方針などは「運営会議」で決めます。「運営会議」にはこの会の目的に賛同する方ならどなたでも参加できます。(「運営会議」の開催情報は会のホームページやSNSを通じて事務局からお知らせします。Eメールや郵送での通知は希望登録制とします。)
「運営会議」を開くことが難しい場合は、インターネット上で意見交換する「サイボウズLive」を利用して、意見を募り「運営会議」の代わりとすることもあります。 - 事務局
意見集約・情報発信・活動及び「運営会議」等の立案・会議報告・個人情報の管理・会計などの庶務全般を分担して行います。
事務局は事務局長以下、この会の目的に賛同する有志により構成されます。多くの方の主体的な参加を歓迎します。 - 共同代表
運営会議で承認された、若干名の共同代表を置きます。
- 活動資金
活動資金は全額カンパによってまかなわれます。
*…当会の活動をするにあたっては、原発があると不安だという意見も、原発がなくなると困るという意見も互いに尊重されます。それぞれが生きるため、暮らすための主張であると考えるからです。個々の考え方や活動を会が制約することはありません。
cz2vbn
あっ、すみません。会場はアオーレ長岡 市民交流ホールAです。
みんなで決める会さま
3月の「東電テレビ会議」上映会をご紹介いただきありがとうございます。
11月1日~3日に開催します「長岡アジア映画祭’14」の中で原発事故に翻弄される家族を描いた「朝日のあたる家」を上映し太田隆文監督のトークも開催します。
ご紹介をお願いできませんでしょうか。
「朝日のあたる家」
11月3日(月祝)15時~ 上映後に太田隆文監督トーク。
当日 1000円
静岡県の自然に囲まれた美しい町でイチゴ栽培を経営する家族。ごく平凡な一家の長女は都会へ行くことを夢見ていたある日、大地震が発生。60キロ離れた原子力発電所は事故を起こし避難勧告を受ける。一日で帰れると思ったが避難所から何か月も帰れず、家族それぞれに深い悲しみが襲う。福島原発事故後、フィクションの分野で果敢に原発問題に切り込み、問いかけながら家族の絆を主題にした感動作。
作品HP http://asahinoataruie.jp/index.html
映画祭HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/