島根県「県エネルギー自立地域推進基本条例案」本会議で否決
今回、直接請求された条例案は否決されましたが、審議の中で知事が
「省エネルギーと再生可能エネルギーの導入促進に対する県民の高い関心の表れであり、県としても重要な政策課題として認識している」、
「今後、国が策定する新たなエネルギー基本計画の内容を踏まえ、県における地域新エネルギー導入促進計画を改定する」
と答弁したとのこと。…
だからこそ、なおのこと、この条例案を可決して県民と一丸となって進めてゆけばよかったであろうに…と思います。
県のブランディングにとって、とてつもなく有効なチャンスを逸した県がまたひとつ…残念です。
*否決に至った議会の詳細は「島根県議会 総務委員長報告」を→http://www.pref.shimane.lg.jp/gikai/ugoki/saikin/h2602/h2602_houkoku_soumu2.html
*島根原発・エネルギー問題県民連絡会→http://midori-eneren.com/index.html
東北大震災から3年
14時46分。議会の途中に黙祷が捧げられました。
本会議場では県旗と対に立てられた国旗には黒い喪章がついていました。
3.11後の新潟県は本当にたくさんのことに取り組んできたものと思います。
福島への職員の派遣、福島から避難して来られる方々の受け容れや支援の検討をしたり、わたしたち県民から直接請求された「原発」新潟県民投票条例案に対応し、県議会で審議したり、国(規制委)や東電や柏崎刈羽原発との向き合い方を改めて見直すことをしたり、県のエネルギー開発について多方面にむけて試行を始めたり、原子力防災計画(避難計画等)の修正をしたり。
「県民の生活の安心と安全を守るため」…これを実行する為に、県は日々あらゆることに尽力しています。わたしたち県民も、自らの生活の安心と安全を守るために、柏崎刈羽原発を抱える地方の当事者であること忘れないよう、共に生きて行きたいと思います。