新潟県議会 臨時会における「原発新潟県民投票条例案」採決のご報告

◯新潟県議会 臨時会の採決のご報告

原発新潟県民投票条例制定のための法定署名収集にご奔走くださった受任者のみなさま、署名してくださったみなさま、カンパやボランティア、応援メッセージなど様々なかたちでご支援くださいましたみなさま。

みなさまの思いのこめられた6万8353筆の署名とともに、新潟県議会 臨時会の審議に臨んでまいりました。

審議1日目は、意見陳述人8名で40分という時間を戴き、意見陳述をいたしました。
そして審議3日目の採決に於いて、県議数名による条例案の修正動議も起こりましたが、修正案・原案ともいずれも反対多数で「否決」となりました。

この結果はとても残念なものです。

 

◯否決理由について

原発は国策だから地方では決められない」というのが主な否決理由。
国策とはいえ、原発で事故が起これば県と県民の問題になります。県議は担うべき責任をどのように果たされるのでしょうか?
また、この否決理由に顕れているのは、拘束型住民投票として誤認して審議されていたということ。
私たちの提出した条例案は「諮問型住民投票」の条例案です。
県民投票で民意を示した上で、県も国もそれを”尊重”して方向性を”諮る”ことが大事なのです。諮問型とはそういうことです。
まだまだ県議のみなさまにはご理解を求める余地があると考えます。

 

◯今後の「原発新潟県民投票条例案」再提出の見通しについて

 

今後、議員提案と知事提案で発議される場合が考えられます。しかし、現時点ではいずれも可能性は少ないと思います。「みんなで決める会」が再度、直接請求するという意向は持っていません。知事や県議会に再提出の要望書を提出するかどうかについても未定です。

 

◯みなさまへメッセージ

県議会での否決を受けて、ただ「がっかり」するのではなく、県民は県民としての誇りをもって新潟でよりよい未来を思い描きながら暮らしてゆくことが大切です。
たしたち主権者は主権者としてよりよい新潟をつくればいいと思います。原発新潟県民投票の活動を通して出逢えた仲間たちと、この新潟で豊に楽しみながらこれからも繋がり合いましょう。
なによりも、新潟を変えるエネルギーに自分がなること!!
まずは、わたしたちひとりひとりが自分を信じるところから、よりよい新潟をつくるために、諦めず、希望をもって進みましょう!!

 

 

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※議会審議の様子は下のページから動画でご覧頂けます。是非、ご覧になってみて下さい。

新潟県議会 インターネット中継 録画中継
http://www.niigata-pref.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=214


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